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  • 기저귀

「Vestaria Saga Ⅱ」をクリアした感想文的な何か


熱いうちに打て、旬野菜は季節のうちに食え(?)


――ということで、ヴェスタリアサーガ外伝リメイク…もとい、「ヴェスタリアサーガⅡ」のサンプル版を一通り遊んだ感想です。

変更点や追加要素の中で、特に良いと思った点をまとめました。製作者が手を加えた部分だけでなく、バージョンアップで変更された仕様も含めてます。


あと、リメイク前と変わっていない点も少し紹介。いや、追加会話とかちょっと期待してたから…そういうのは無かったという報告も兼ねて…


なお、本項はプレイしながら書いたメモを整理しただけのスカスカコラムです。

追加要素の詳しい紹介は既に他の方が上げていらっしゃるので、そちらをご覧になったほうが宜しいと思います。


それでも宜しければ、少しの時間お付き合いください。


 

個人的に良かった変更点・改善点


1ターンセーブで遊びの幅が広がった

リメイク版では、従来の5ターンセーブから1ターンセーブに変更となり、さらに自動セーブまで付属されました。

本作の敷居を思いっきり下げた一番の要因…ではあると思うのですが、実際のところ1ターンセーブで状況を覆せるほど甘くはありませんでした。

ぶっちゃけ、詰む時は詰むのがヴェスタリアサーガというゲームです。


しかし、このセーブ機能のおかげで遊びの幅が広がったのは確か。5ターンセーブでは時間がかかる無茶なプレイも出来るようになりました。


吟味に集中するもよし、最短プレイに挑むもよし。自動セーブを活用してノーリセプレイを目指すもよし。

忙しいときには気軽に中断できるのもGOOD。…そんで時間を置くと、どこまで進めてたかわからなくなるのもお約束。


…セーブ&ロードで余計にプレイ時間が延びてる気がしてならない?いいえ、気の所為です。気の所為ですとも。


アリエルの応援が強化された

ラゼリア技官に比べると地味すぎでは?」「え、そんだけ?つーか帰るの早っ」「いやまだ城に到着すらしてないんですが」「これは罠だ!KGシスターの罠だ!!

…などなど、あちこちで不満の声が上がっていたアリエルさんの応援。


リメイク版では、ラゼリア技官にも引けを取らないお助けキャラとなって帰ってきました。というかあれ、難易度選択のために狙ってやってるのだとばかり…


オリジナル版は敵魔道士を黙らせるだけで、杖を振るだけ振ったらさっさと帰宅というとんでもない地雷でした。敵を倒しすらしねぇ!!

しかもたったの12回というやる気の無さ。17ターン(登場前の5ターンを含む)だと、城内どころか入り口にすら到達できてない状態。どうしろと?


…こんなアリエルさんでしたが、リメイク後は大きく強化。「沈黙の杖」から睡眠付与の「スリーパーワンド」に変更され、しかもこれが射程無限。

12回から24回に強化された上、持続ターン数はなんと12ターン。上のアーマー部隊から順に城内の敵を順番に眠らせてくれます。

ボスも問答無用で眠らせてくれるので、コンラートやローハンもただのカカシになります。(コンラートが眠ると、逃げる際に状態異常のまま出現する)なんて強さだ。


これを利用して、MAP上に飛行部隊を待機させておき、投石部隊が眠った段階で突入すれば、あとは勢いで城内の敵を蹴散らすことができます。なんて強さだ。

ただし、早めに城門を開けてしまうと金塊輸送車が出現しなくなるため、飛行二人で少しずつ削っていくのがベスト。


ぶっちゃけ技官を食う勢いの性能ですが、割と強引な攻略法になるので難しい人には難しいかも。腕に覚えがある方は是非試してみて欲しいです。


専用武器が強化&追加された

紅蓮の弓矢」「クライマハイ」といった専用武器の使用回数が増加。さらに、一部の武器は強化が入っています。

特に嬉しかったのは、ライバルが悪すぎてベンチウォーマーだったネルケの救済と、もりもり減って使い難かったシナグルの使用回数増加。


オリジナルでは「あのヒルダの後釜」かつ「剣も使えるザイードが同業」…と微妙な立場にいたフォーヴにも「勇者の斧」という強力な専用武器が。

さらに、救済モード限定だった「ペネロペの長弓」が標準となったため、5章や20章の攻略がかなりスムーズに。


また「コルデア感謝状」のような成長率補正アイテムが強化された他、同じ効果を持つ「武術のすすめ」というアイテムが追加されています。

ただし、後者は交換不可かつ(取得のタイミング上)序盤のユニットにしか持たせられません。傭兵兄妹やベイモンク辺りがおすすすめかな?


”敵が”対等に渡り合えるようになった

スジャータやエイブラムに突っ込んで、無意味な攻防を繰り広げていたコー○ーの如き敵AI。リメイク版では敵のAIが軒並み強化されています。

具体的には、攻撃がまともに通らない相手はスルーするようになり、騎兵は攻撃後に再移動を行うようになりました。


その弊害でスジャータやエイブラムのダイソン機能も若干弱くなり、リメイク前ほど集中砲火を受けることはなくなっています。

…というか、リメイク前のAIは流石に単純すぎたので、これでようやく対等に渡り合えるようになった気がします。


その代わり、18章以降の難易度が下がっており、特に20章は(城壁防衛に回るなら)丁度いい難易度に。

今までの戦法が通じなくなった為でしょうか…でもスジャ囮が出来ないと辛い。


後日談が見れるようになった!

リメイクで一番欲しかった追加要素です。某SRPGみたいに長々と書かれてるものではなく、一行のみの簡素なものですが、それでもファンからすれば嬉しいのでは?


筆者は終章の長いやり取りの後、「それで結局、君たちはどこでどうするんだい?」と気になっていたので…推しのその後を見れるのはやっぱ嬉しいです、はい。

(なお、EDの会話も若干追加されている台詞がある模様?見返し作業が始まりますね、これは…)


――な・の・で。差分確認のために、傭兵兄妹には病気のままでいてもらいました。だって気になったんだもん…


分岐については下の「その他諸々」で詳しく解説しています。無論、ネタバレ注意なので自力で探したい方は閲覧注意!!(白文字で隠しています)


 

地味に嬉しかった追加点


バックログ機能が追加された

これは本当に嬉しい。…できれば兄妹会話を集めてる時に欲しかった!!(お前の都合なぞ知るか)

ヴェスタリアサーガの魅力はシナリオが5割と言っても過言ではないので、こうしてログを閲覧できる機能は本当に助かります。


因みに、リセットするとログが全て消えてしまうので注意しましょう。重要な会話はスクショで保存しておくといいかも。


会話ユニットの確認が楽になった

これも地味に嬉しい点。リメイク前にもありましたが、いちいちユニット一覧をスクロールせねばならず、正直面倒だったので。

外伝の会話イベントは、能力上昇やアイテム入手など地味ながらも貴重な物が多いので、とても重宝しました。


キャラごとに戦闘BGMが設定された

なんと今回、バーゼルヘンのように各キャラクターで別々の戦闘BGMが流れるようになりました。

ただ、設定基準がわからなかったんですよね…同郷でも別BGMが流れていたし、キャラやクラスのイメージでしょうか。


あってもなくても…という追加要素ではありますが、どちらかといえば残してくれたほうが嬉しいです。

筆者はスパロボプレイヤーなので、統一するよりは個別の方が好きです。ただ、ボス戦だけは統一しても良さそうな気がします。


…ところで、皆さんは誰のBGMが好きでした?筆者はカラヤンとシャインビッ…エズレルです。カラヤンって名前の元ネタは多分あの人なんだろうな…


章タイトル下に地名が表示されるようになった

これのことね。


地味ながらすごく嬉しかった点。…筆者はおつむが宜しくないので、ストーリー中いつも「私はどこ?ここは誰!?」ってしょっちゅう混乱してました。

13章や20章みたいに大変なマップの後だと、もう前の章の話とか思い出せないなんてことも(更年期障害)


…方向音痴がゲーム中にも影響するタイプなんで、どの方向にどの国があるのか分からなくなるんですよね…


 

その他諸々

どうでもいい内容なので読み飛ばして構いません。


会話イベントの追加はなし

アシュラムやフォーヴのように会話の中でアイテムを貰えるようになった等の変更はありますが、会話イベントの数自体は増えていないようです。

一応、色んなキャラを出撃させて試してみたんですが、それらしいものは確認できませんでした。


無論、筆者が見逃しているだけの可能性もあるので、もし見つけた方は教えてくださると幸いです。

ターン経過や敵の撃破みたいに特定の条件とかで追加されるイベントだったら、十中八九気づいてないと思います…


…いや、その…欲を言うと、剣士組の会話がもう少し見たかったんですよね。ハルディアとラヴィニアとか、アシュラムとラヴィニアとか…


――い、イレーネとラヴィニアとか(???)…でもラヴィは既にアシュ兄への関心が無くなってそうで、そもそも会話の切っ掛けが…


”スジャータ”の後日談(以下ネタバレ注意!!

(↓ここからドラッグ)

傭兵兄妹のイベントを一切こなさなかった場合、二人揃って「何も語らず去っていった・・・」と表示されただけでした。

恐らく、スジャータの記憶を取り戻さないとED自体が用意されない模様。スジャータをイレーネに戻し、且つアシュラムの病を戻さなかった場合なら…分岐がありそう。


とりあえず、後日談の分岐が見つかり次第ここに追記する予定です。

(↑ここまで)


 

まとめ


予想以上にたくさんの要素が強化・追加されていて、総合的にとても良いリメイクになっていました。


難易度は据え置きのまま、今のニーズに仕様を合わせている感じがして、単純にSRPGとして遊びやすくなっていると思います。

ツールのバージョンが上がったことによる仕様変更もあるでしょうが、それに合わせてゲームバランスが一から見直されているように見えました。


一応、全体的な難易度は下がっているものの、縛りプレイをすればリメイク前以上の鬼畜ゲーになること間違いなし。

そもそもヴェスサガ自体、強いユニットでゴリ押しするという戦法が効かないゲームなので、慣れていない人からすれば十分に高難易度ではないかと。


もっとも、総じてプレイの敷居が下がっていると思うので、外伝をプレイしたい方はリメイク版をおすすめしたい所存。

現行のサンプル版には細かいバグやエラーが残っているようですが、自軍ユニットが死亡するなどの致命的なバグは修正されているようなので。



…Ⅰのリメイクもあるということですが、良かった点は引き継いで欲しいなあと思っています。特に1ターンセーブと敵AIの強化。

今度は1ターンセーブ吟味を駆使して「魔法少女★ホエルン」を作るんだ…!!


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更新履歴

 

2021.06.

Column更新。

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