⚠クリア時の最新バージョンは[Ver2.0.13]です。アップデートの仕様変更に合わせて修正する可能性がございます。ご了承下さい。
精霊伝承をノーマル・途中セーブOFFで一周したキャラ雑感の寄せ集めです。
CC先に悩んでる間、「それぞれの長所短所を書き出せば決まるかな…」と書きなぐったメモを書き直しただけの拙文です。
実用的なことは何も書いていませんので、攻略の参考にはしないようお願い致します。
一周目をプレイするにあたり、全員レベルMAXを目指しつつ吟味・ドーピング禁止を目標に掲げていました(装備による成長補正は不可抗力)
その他、バフ・状態異常杖も多用は厳禁、敵はできるだけ殲滅・捕獲する、同性同士の支援Aは見つけ次第埋める…等々、簡単な縛りも設けています。
なので、普通にプレイしたい方の攻略ヒントにはなりません。本当に申し訳ない。
長いので二分割しており、本項はフェザリエとその周辺(+ペガサス三姉妹)になります。初期メンバー等の準レギュラーの勢はその②からどうぞ。
【注意事項】
・ゲームの核心には触れないようにしていますが、若干のネタバレ要素を含みます。
・あなたのお気に入りのユニットやクラスを辛口評価している恐れがあります。
・ゲーム上で確認できない隠しパラメータ(追撃必殺係数など)は考慮していません。
・身の危険を感じたら、すぐにページを閉じて有意義な事に時間を割り当てましょう。
時間と心に余裕のある方は、続きをどうぞ。
【主人公(女)】
我らが主人公。「=プレイヤー」なので人物像は曖昧ですが、初期メンバーとの支援会話を最期まで見ると、その聖人ぶりが発覚する。寧ろ過去編の作品が見てみたいくらい。
律儀に突っ込んでくれるエリスの反応が楽しくて、最後まで不思議ちゃんムーブをかましていました。エリスからしたらいい迷惑だろうな……。
序盤はステータスの高い傭兵ユニットとして無双し、ショートソード一本でもナイトと互角に立ち回る強さを発揮。
…ところが選択肢の影響かHPと守備が徐々にヘタれ始め、高い必殺率によるやっつけ負けが頻発。トドメに、主人公の宿命である「イベントCC」の煽りを受け、中盤は寒い寒い冬を凌ぐことに。
本人にこれといった強みがなく、他のフェザリエが加入するたびに段々と存在が霞んでしまったのもデメリットかも。ストーリーではちゃんと見せ場があるのに。
それでも「支援相手の多さ」という主人公特権で何とかカバー出来てしまうのは流石。
支援相手は殆ど初期メンバーの上、主人公は全章で強制出撃のため、早い段階で布陣を敷くことができます。
役割はCC前後で変わることなく、高いステータスを武器に店売りの剣で無双していました。
因みに、今回のお相手(支援A)はハムちゃんでした。100%筆者(の選択肢)が悪いんですが、不思議ちゃんの相手をさせられるハムが不憫でならない……。
【ヒカリ】
FEで言う所のユリアやニニアン的なポジション。哀愁漂う記憶喪失シャーマンという戦記SRPGの定番ヒロイン。
――と思ったら、いざ口を開くとコミュ強の片鱗を垣間見せる。思ったよりもずっと前向きな子で、良い意味で印象が変わりました。
加入は1章からですが、プレイアブルユニットとして戦線に立つのは4章から。
幅広い活躍が期待できる万能キャラで、せっせと杖を振らせつつ、時には再生を活かして囮に。持たせ忘れがあれば「ストック」による宅配便に。
いざという時のリカバリーに最適で、まさに「雑用係」と呼ぶに相応しい活躍を見せてくれました。
…そして中盤に差し掛かった頃、ストックに溢れかえる「ダグラ」の魔導書を見て、ようやく闇魔法が使えることに気づくという失態。
その後は再生とドレインのコンボを活かした魔法壁に味を占め、気がつけば彼女も「イベントCC」の煽りを受ける羽目に…
因みに(ネタバレ注意!)
女主人公に侍らせようとしたけど出来なかったので、ホノカさんとくっつけました。ふへへ、女の友情っていいね……
【ハム】CC:アサシン
美味しそうな名前の主人公おっかけ2号。時系列には彼が先なのかな?男主人とライアの支援を見ればわかるのかも。
彼のことが知りたいなら、主人公との支援A(女限定)や某章での会話を参照。色々見ていく内に、今ではレイに続くお気に入り男性キャラになりました。
盗賊ゆえに必須キャラ。そして剣士以上に辛い時期を凌がなくてはならないユニット。せめて、盗みによる経験値獲得が欲しかった…
早めに体格を吟味しておくことで、窃盗…もとい、軍資金の節約に一役買ってくれます。専用武器でなければ、ボスの装備も盗めちゃうんですよね。
CC先は…戦線には出さないのでナイトブレードを予定していましたが、せっかく前衛ユニットの主人公と支援Aを組んだのでアサシンに。
短剣での二刀流を任せられる腕力で助かりましたが、盗賊の役目をする暇がなくなったせいで、妹にしわ寄せが……。ただ、妹が短剣を多用しなくなった分、在庫の心配が無くなったのは大きかったかも。二刀流の消費が激しすぎる。
レイにも言えることなんですが、こういう影のあるキャラのデザインが格好良くて好きです。外面も、内面も。
【リューン】CC:ルーンマスター
身分を隠して水戸黄門プレイに勤しむフレイン王国のお姫様。助さん(フィーナ)と格さん(セバス)もセットで現地の生中継をお届け。
一時期Twitterで流行った悪役令嬢みたいな顔グラなのに、主要キャラの中では一番の常識人かつ良識人。姫様らしからぬフランクさというか、妙な人間臭さが癖になる。「友達に欲しいキャラランキング」とかやったらトップ3に入りそう。
ユニットとしては、物理と魔法の両方をこなせる魔法剣士。特化した分野がなく器用万能とはならないので、純粋な魔道士が増える中盤以降は押されがちに。
低い力に目を瞑って剣をCまで鍛えれば、早い段階で魔法剣士になれます。彼女の本領発揮はここから。また本人も周囲もイベントが豊富で、ステ強化・アイテム取得といった恩恵に溢れているのもメリット。
上級職はどちらも優秀でこれまた迷うことに。他ユニットの転職先やリューン本人の成長具合を見ながら選ぶのが吉かも。
やたらと移動力が成長して騎馬兵にする必要がなかったため、今回はルーンマスターで存分にカリスマを発揮してもらいました。「再生」や「吸収」でしぶとく持ちこたえ、高火力の炎魔法で敵を燃やす超人に。…ある意味、お父様似かもしれない。
秀でた能力はないですが大きな欠点も無く、非常に育てがいがあるお姫様でした。ポテンシャルの高さに気づくか否かで評価が変わるユニットと言えます。
【セバス】CC:バスタード
お姫様の水戸黄門道中に付き添うイケメン執事。ソルジャーかと思ったらまさかのソシアルナイト。
支援会話では彼の過去を知ることができます。本作のプロフィールが只のキャラ付けではなく、「設定」として機能している事を教えてくれた人。
攻防両面で活躍でき、良く言えば臨機応変、悪く言えば器用貧乏。良くも悪くも「騎馬兵」の枠に収まっているユニット。
騎馬兵の再行動は強力ですが、本人の能力が微妙なので、攻撃よりも救助に使うことが多かったです。
後半はイヴにその役目を取られてしまいましたが、その頃には支援に恵まれていたので先陣を任せていました。
転職先は強いけど飽和状態になりがちなパラディンと、機動力が落ちる代わりに破壊力が手に入るバスタードの2択。
歩兵の再移動は足場の悪いマップで輝くので、力がそこそこ育っているなら後者かな。終盤ではあまりメリットないけど…
CCの恩恵が薄味なのはどちらも同じなので、彼の成長具合ではなく、周囲のCC事情に合わせたほうが良いかもしれません。
前戦に大きく出るよりも、 自陣のサポート役に徹したほうが強いです。ある意味、一番キャラと噛み合っている性能でした(褒め言葉)
【ベルウッド】
遅れてやってきたジェイガン…ではなくオイフェ(髭も成長も)。豊富な会話イベントを抱え、只でさえ忙しい12章を忙しくする御方。
見た目通りの渋いオジサマで、言う事なす事格好いい。恐らく、本作で一番シリアスしている人。
騎馬兵が育っていないということはまずないので、彼の出撃枠は既に無い…と思いきや。
上級職とは言えステータスは育った後輩たちに引けを取らず、なんなら下級職スタートを食う勢いの猛将っぷりを見せつけてくれます。
また、15章には固有イベントが用意されており、条件を満たすことで新たなスキルを獲得できます。
能力も環境も恵まれている優遇ユニットなので、上級職だからと二軍に落とすのは勿体ないです。
あと貴重なダンディ成分というのもポイント。本作は若い子が中心なので、本当に貴重なのです(大事なことなので二回)
【エスト】
選ばれし勇者3人目。貴女のお母さんがいつ本性発揮するのかなってワクワクしてました。ごめんね、親子揃って普通にいい人だったね……。
こういう内に強かさを秘めた子は結構好きです。意思の強さもさることながら、顔グラの眼力を見てると「母娘」だなあって感じます(超伝わりにくい感想)
主人公軍における最後の下級僧侶で、加入時点ではホノカやヒカリといった同職ユニットが既に育っているタイミング。
しかしながら彼女も「フェザリエ」という主要キャラの一人であるため、いつ強制出撃があってもいいようにと優先的に育成。
CC後は「見切り」に加え、「状態異常無効」「祈り」という優秀な防御スキルが合わさり、対魔法なら不沈艦に。
後半から増える遠距離杖の鎮圧…もとい沈黙は勿論、本人も高い魔力で状態異常をばら撒く事ができます。しかもほぼ100%で、上級クラスの魔道士でも高確率でお口チャック。
多用するとあまりにも簡単になっちゃうので、本当にキツい局面以外では使わないよう心掛けました。
今作の杖はやっぱり強い。杖強化込みでのバランスだとは思いますが、経験者なら杖を縛った方が丁度良く感じるかも。
【イゼリア】CC:グリフォンナイト
ペガサス三姉妹の長女…ではなく、次女。緑髪ロング効果でずっと長女だと思い込んでいたため、15章でまさかの長女が出現した時は驚きました。
この見た目でガチの辛党というのがミソ。マイマスタードとかマイタバスコとか常時持ち歩いてそう。
成長は可もなく不可もなしで、技量と敏捷に優れたステータス。妹とは真逆の成長ですが、CCボーナスで力も守備も補えます。
初期値に不安を覚えますが、女性飛行職の宿命みたいなものなので、コツコツと育てて早めに力をつけてあげましょう。飛行ユニットは敵処理に捕獲に救出に…と忙しくなるので、何かと酷使することになります。
CC先は度重なる選考の結果、CCボーナスとスキルに惹かれてグリフォンナイトに決定。
高めの守備性能を活かした反撃地雷で、危なくなれば即座に「すり抜け」で即座に下がれる上、逃げそこねても「祈り」の保険付きという至り尽くせり。
能力自体も高水準で、高い腕力と体格で重量武器を軽々と振り回す最強の戦闘機になりました。
――当初、反撃地雷はフラパンに任せる予定でしたが、イゼリアに選手交代して良かったと思います。あまりに強い、強すぎる。
【イミーナ】CC:エンゼルナイト
ペガサス三姉妹の末っ子。見た目通りのおきゃん(死語)な女の子。ハレイドやリベリといった近寄り難い相手にも臆しない、肝の据わった子です。
リベリとの会話は年相応のやり取りという感じで微笑ましかったのですが、今回はハレイドと一緒になりました。姉からしたら心配だろうなあ……。
三姉妹の中で一番育つ子であり、一番扱いの難しい子でもありました。レベルが上って「下剋上」が無効になると、ただ能力が高いだけの飛行職に…
CCでレベルが1になるとスキル効果が復活するようなので、昇格のタイミングは非常に大事です。
このように本人のスキルが有限だったため、多芸なグリフォンナイトを選ぼうとしたものの、彼女の能力と噛み合ってない気がしたので止めました。捕縛前提プレイなので節約はいらないし、重量が気になる武器は装備しない、さらに飛行捕縛ならワイバーンナイトにCCしたジュディアの方が適任。
逆にエンゼルナイトは特攻を無効化出来る「見切り」があり、遠距離武器を恐れること無くサポートに回れる利点があったのでこちらに。
結果、後半から急増するシューターの処理が楽になりました。やはり見切りと飛行のコンボは強い。
【イヴ】CC:グリフォンナイト
満を持してやってきた以下略。CC待ちが増えるタイミングでの勲章持ち参戦という、空気の読める御方。そして地図は読めない御方。
残念ながらトライアングルアタックは未実装。仕方がないので、三人並べて脳内で発動させて遊んでました。皆もやったよね?ね?
クラスチェンジ一歩前・勲章持ちという中々恵まれた位置にいますが、この頃には既に妹たちが育っているので出撃枠は……。
ステータスは加入時点で完成しているので、妹たちがヘタれてしまった時の即戦力にはなるでしょう。
飛行職で再行動持ちな上、最初から武器レベルが高いのも魅力的。ただ、妹たちに比べて成長は控えめなので注意。
飛行職の回復係はイミーナ一人いれば十分なので、転職先は特に迷うことなくグリフォンナイトに。
スキル「突撃」による一方攻撃の連続がかなり強いので、直接・間接両方ができる槍や斧を使わせると良し。トマホークが持てるようになれば、高山や高台の上にいる飛行敵の処理もできます。
また、魔力が高いので魔法武器との相性も抜群。突出した能力こそ無いですが、運用次第でかなり光るユニットです。
クリスとの支援は、今週で見たペアの中で一番好きかもしれません。思慮深い大人の付き合いっていいよね。
【ユリアス】
今流行(?)の竜騎士な出奔王子。主人公を女にすると、ストーリーでも紅一点ならぬ黒一点に。フェザリエ×3と妖精×4で7人ハーレム……。
両手に花どころか、可憐なお花畑に囲まれてるモテ男なのですが、(本人は)色事と縁遠い漢らしさに好感が持てる良い王子様。
戦闘ステータスが非常に高く、問題は敏捷の低さだけ。特に加入時は速さが低く追撃が取れないため、育つまでは「スピードリング」や「追撃リング」の装備を推奨。幸い体格の成長が高水準なので、重い武器でも十分な高速を確保してくれます。
ストーリーが進むと必殺や特攻を無効化する専用装備が手に入り、弓を恐れずに壁役を務めることも可能になるほか、後半わんさかふえる重装シューターの処理にも役立ちます。
CC先はドラゴンマスターのみ。攻守共に優れるものの、何かに特化したスキルが無いのが悩み所。
幅広い役割を持たせられますが、スキルを当てにしていると、肝心な時に発動しないなんてことが稀によくある。彼の強さはミノタウロス並の破壊力と生命力にあるので、強力な装備を持たせて彼の長所を引き出してあげましょう。
「君の弟はいつ裏切るのかな」って期待してたら、終始良い人でした。疑ってごめんなさい。
【ジュディア】CC:ワイバーンナイト
赤…もとい紫の女竜騎士。王子様にゾッコン片思いですが、エストの存在を見るにカチュアポジションな気がする。
作中ではお淑やかなお嬢様ですが、屈強なドラゴンを傅かせてる辺り、本性は強気でアグレッシヴな女性なのかもしれません。
ユリアスとほぼ同タイミングで仲間になるドラゴンナイト二人目。こちらの得意武器は剣と槍。
彼とは逆に技量・敏捷が伸びやすいので、安定して追撃が取れるのが利点。スキルも回避・命中に特化していますが、ドラゴンナイトにしては柔らかいので前に出しすぎるのは危険。
CC先はワイバーンナイト一択。「節約」「追撃」「不動剣」「ストック」…と捕縛向きのスキル構成が魅力的で、後半の雑用係はヒカリではなく彼女が務めていました。
ドラゴンマスターも強いですが、戦闘特化だとイゼリアやユリアスといった強力な対抗馬に負けてしまうので、器用な立ち回りができるワイバーンナイトの方が適任だと思います。なお、「散眼」と「後の先」による弓処理は厳禁。あくまでもミスした時のリカバリー程度に考えるべし。
【ハーメル】
遅れてやってきた軍師様。…普通に男だと思っていて、公式サイトの立ち絵でようやく気が付きました。スカートやんけ!!
ベルウッド氏との会話における様子を見るに、彼女は老け専なんだろうか、それとも只の憧れなんだろうか。なお後日談は……。
軍師様ではありますが、れっきとしたプレイアブルユニットの一人です。性能としては、物理に魔法に杖に…と何でもこなせる万能型。
悪く言うと器用貧乏とも取れる能力で、使いこなすのが難しいユニットの筆頭。彼女の装備可能欄を見てみると特攻全般が得意だとわかるのですが、それに気づいたのはかなり後でした。ヒカリの時といい、今回は何かとやらかしが多すぎる。
CC後もやることは変わらず、「指揮」で周囲を強化しつつ、間接攻撃や回復などのサポートに徹していました。
「追撃」と「見切り」があるので戦闘もそこそこ得意。…戦闘と言っても、削りと取りこぼし処理が中心になるやも。特攻武器で敵戦力を削りつつ、隙を見て味方の回復や強化に…と、彼女の運用には臨機応変な対応が求められます。
…多芸過ぎる故に、彼女を使いこなせる方こそ一流の軍師だと思うぐらい、プレイヤー自身が振り回されかねない上級者向けのユニットです。
その②へと続きます。
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